鎌倉観光バリアフリー旅行(介護旅行)情報【長谷寺】

長谷・極楽寺周辺【長谷寺】のバリアフリー情報

開基は藤原房前、開山は徳道といわれ736年(天平8年)の創建といわれるが、確実な創建年代は不明。寺院は観音山の裾野に広がる下境内と中腹に切り開かれた上境内に分かれ、下境内は妙智池と放生池の2つの池が配され、その周囲を散策できる回遊式庭園となっている。また上境内は本尊である十一面観音菩薩像(長谷観音)が安置される観音堂をはじめ、主要な諸堂宇が建ち並ぶほか、鎌倉の海と街並みが一望できる「見晴台」と、傾斜地を利用した「眺望散策路」があり、鎌倉でも有数の景勝地となる。
基本情報
場所:鎌倉市長谷3-11
時間:8:00-17:30(10-2月16:30まで)
拝観料:300円(小学生100円)宝物館はなし。鎌倉福寿手帳提示で無料
アクセス:江ノ島電鉄長谷駅より徒歩5分
バリアフリー情報(施設までの道のり)
長谷寺は入口横に駐車場があり駐車場からバリアフリーのトイレの脇を通り入場できるようになっている。ただ残念なのは車椅子の場合駐車場の車両出入り口を通り大回りをしないと入場口にまわれない。
参拝料の受付と入口は写真のようになっていて段差はまったくないので車椅子での入場はまったく問題はない。
バリアフリー情報(施設内通路について)
長谷寺を1階、2階と例えると1階は庭園及び庭園の花が楽しめる場所で、概ね上記写真左2枚のように平坦な路あるので車椅子移動でもまったく支障を感じない。ただ、入口から入って奥にある弁天窟への路には写真中央のような通路もあるので車椅子が揺れることは考慮しなければいけないと思う。
1階部分から2階部分に行く際は写真右2番目のような手すりこそあれ階段が続きだいたいどの路から行っても上まで80段ほどの階段がある。上境内まで上がってしまえば段差も多くないので上がってしまえば問題はないかもしれないが、上がるまでに介護者による移動が必要。またあじさいの群生している眺望散策路は写真右のような急な階段があるがこちらは狭いので介護者による移動も難しいと思われる。
バリアフリー情報(駐車場とトイレ事情)
駐車場あり
バリアフリートイレあり。
バリアフリー総評
長谷寺の車椅子での観光は下境内だけであればそう支障はない。上の境内の観光を希望する場合はご自身で階段歩行ができるか、介護者を2人以上用意があると思われる。