鎌倉観光バリアフリー旅行(介護旅行)情報【荏柄天神社】

雪ノ下・二階堂周辺【荏柄天神社】のバリアフリー情報

古くは荏柄山天満宮とも称されていました。荏柄の社号は、天平7年(735年)の『相模国封戸租交易帳』などに見える「荏草郷」の”えがや”が後に転じて”えがら”となり、「荏柄」と表記されたものと考えられています。また、長治元年(1104年)晴天の空が突如暗くなり、雷雨とともに黒い束帯姿の天神画像が天降り、神験をおそれた里人等が社殿を建ててその画像を納め祀った縁起に始まります。 関東を中心に各地に分社をもち、福岡の太宰府天満宮、京都の北野天満宮と共に三天神社と称される古来の名社です。治承4年(1180年)鎌倉大蔵の地に幕府を開いた源頼朝公は当社を鬼門の守護神と仰ぎ、更めて社殿を造立されました。以後、歴代の将軍家を始め、鎌倉幕府の尊社として篤く崇敬され、「吾妻鏡」には二代将軍頼家が大江広元を奉幣使として菅公300年忌を盛大に執行された事など、社名がしばしば記されています。
基本情報
場所 :鎌倉市二階堂74
時間 :8:30-16:30
拝観料 :-
アクセス :鎌倉駅東口から徒歩25分
バリアフリー情報(施設までの道のり)
荏柄天神社の参道までの道のりは住宅地の間の道路を行くので特に問題はない。ただ参道から神社境内は手すりさえあれ、写真のような40段ほどの石段がある。参拝の第一条件としては階段を上ることが第一条件になってしまう。
バリアフリー情報(施設内通路について)
階段を上がった後は写真のような参道になっているため完全な車椅子利用での移動はある程度可能。ただし写真のように参拝のために境内に上がるためには再度、階段がある。
バリアフリー情報(駐車場とトイレ事情)
駐車場はなし。徒歩5分の鎌倉宮横の市営駐車場を勧めている。
トイレは門を入った右にあるが、いわゆるバリアフリートイレではなく通常のトイレ
バリアフリー総評
歩行が可能で、40段ほどの階段が上り下りできる方、もしくは車椅子を上げられるような環境(介護者が2名以上)の状況でないとほぼ観光は難しい。