鎌倉観光バリアフリー旅行(介護旅行)情報【海蔵寺】

扇ガ谷周辺【海蔵寺】のバリアフリー情報

山号は扇谷山、開基は足利氏満の命を受けた上杉氏定。開山は心昭空外で1394年(応永元)に再建した臨済宗の寺。鎌倉三十三観音霊場の第二十六番札所。扇ケ谷の静かな住宅街にあり、カイドウをはじめ、梅、水仙、萩など花の寺としても名高い。境内には1785年(天明5年)建立の庫裡や、浄智寺から移されたという仏殿、大正時代に再建された本堂などが立つ。山門前右手には鎌倉十井のひとつ底脱[そこぬけ]ノ井、左手奥の崖下に十六ノ井がある。
基本情報
場所 :鎌倉市扇ガ谷4-18-8
時間 :9:30-16:00(悪天時閉門あり)
拝観料 :無料(十六ノ井は100円)
アクセス :鎌倉駅西口から徒歩20分
バリアフリー情報(施設までの道のり)
鎌倉駅西口の今小路を北に向かった静かな住宅地にある。また駅から海蔵寺まではほぼ平坦な路。入口は写真左のような様子で中央の石段が山門に続く路になっている。手前の階段は段差の小さい階段で数段なので階段の歩行が可能であればここは特に問題はないだろう。しかしながら次の山門に続く階段は急な階段で手すりもないので難しいかもしれない。その場合は中央の写真にみられるように階段左の路地から上がるという方法もある。(最初の写真の左路地と同じ。写真右2枚の路地から寺院中腹にでる。)
バリアフリー情報(施設内通路について)
山門をくぐった後の寺院内は写真のような様子で中央に3段ほどの階段(左写真)以外はほぼ平坦になっている。階段を上げるのは一人介助でも可能かもしれないが、降りるのはご利用者様の立場からするとちょっと怖いかもしれない。
バリアフリー情報(駐車場とトイレ事情)
トイレはバリアフリートイレとは行かないが手すりは付いていて多少の歩行が可能な方であれば使用は可能。トイレの入口は狭いので車椅子でトイレの中に入るのは無理といえる。
バリアフリー総評
完全な車椅子での移動は無理があるが観光範囲を狭めて楽しむか、多少の階段歩行が可能な方であれば中央の階段だけ手を引いて歩くということも考えられる。中央の階段以外は車椅子ですべて移動ができるのでその他は問題はないが十六ノ井は井戸の下までは車椅子でいけるが、井戸は下の写真のような6段ほどの階段を昇り穴をのぞくようにみるのでこちらを観光するのは難しいかもしれない。