鎌倉観光バリアフリー旅行(介護旅行)情報【妙法寺】

大町・材木座周辺【妙法寺】のバリアフリー情報

日蓮上人が鎌倉で法華経を広める拠点として1253年(建長5年)に開いた松葉ケ谷の草庵の跡と伝えられる。草庵は日蓮上人に反感を持つ、僧侶や武士たちによって1260年(文応元年)に焼き討ち(松葉ケ谷の法難)されるが、その後この草庵跡に法華堂を建てた。これを本圀寺といい日蓮宗の最初の寺院といわれる。が、本圀寺は室町時代初期に京都に移築した。(本圀寺跡は長勝寺とも伝えられている。)妙法寺はその移転した後に荒廃した寺院を護良親王の子日叡が再興したのが起こりとされている。(寺号は日叡の房号の妙法房から、山号は幼名の楞厳丸(りょうごんまる)から楞厳山といわれる)
基本情報
場所 :鎌倉市大町4-7-4
時間 :9:30-16:30
拝観料 :300円(小学生200円、10月~3月の平日拝観できない日あり)
アクセス :鎌倉駅東口より徒歩20分
バリアフリー情報(施設までの道のり)
妙法寺は安国論寺角を曲がった左側に位置する。通常の住宅地の中にあるので到着までは車椅子での移動は問題ない。受付を通る道も石畳になっていて本堂にそのままつながっているのでこちらも車椅子移動は可能。
バリアフリー情報(施設内通路について)
妙法寺本堂右から寺院内の通路が仁王門に続く。ここまでは狭いが平坦な道を移動することができる。ただここからは階段と山道になる。(写真右2つのような様子)法華堂、松葉が谷跡、護良親王の墓は山道を登ったところにある。ちなみに仁王門から法華堂まで66段、法華堂から小庵跡碑まで67段、小庵跡碑から護良親王の墓までが88段の階段がある。
バリアフリー情報(駐車場とトイレ事情)
駐車場なし
トイレはあるがバリアフリーではない
バリアフリー総評
妙法寺本堂までの観光であれば車椅子でも問題はないのでお花見学だけ等には対応できるだろう。ただ日蓮上人の史跡めぐりということになるとどうしても、急な坂道、階段があるので対応するのは難しいかもしれない。