第十番【三回忌】大應山阿弥陀寺

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第十番【三回忌】大應山 阿弥陀寺

弥陀の本願は、人の後生において極楽世界に引導するにあるが、菩提心を発し戒行に励み、経典を読誦し一心に称号をとなえ、弁道修業する者は現世の者をも救わんとの誓願により、時に応じ場に応じて諸縁を選ばず、随処に現じ普ねく衆生を利益し済度され る。この故に無量寿如来また無量光如来ともいう。人の命、今漸く尽きようとするとき、西方極楽浄土より請菩薩を従えさせられ、紫金の雲に乗り妙音を奏で、双手を拡げて死者を迎えようとする彼の来迎の図は、誠に人の世の欣求であり弥陀の本願の発露で ある。また、親鸞上人の「善人なおもて往生を遂ぐ、いわんや悪人をや」との大慈悲心、また嘗ては「女人は救われ難き者」との思想を排除し、女人成仏の平等利益に導いた済度は、正に弥陀の誓願の至情で ある。更にまた、戊・亥歳の人の一代の守本尊として、能く今世の抜苦与楽を得さしめたもう功徳も有難く、一層「南無阿弥陀仏」の一心の称名と、正念の業務修行に励みたいもので ある。なお、阿弥陀如来のご縁日は十五日とされている。


宗派:曹洞宗
仏名:阿弥陀如来